自由に働くスタッフのブログ
リモートワークは音質が命
2022.07.22
最近、使用していたヘッドセットが壊れかけてきたので、会社で新しいヘッドセットを買ってもらいました。
ネットを調べておすすめNo.1のヘッドセットを購入してもらったのですが、どうやらマイクの感度が良すぎるらしく、風切り音が聞こえるなどの指摘を受けています。
取りあえず、家にあったモサモサ(正式名知らない)を付けて気休めにしていますが、特にこの季節は横で扇風機が回っているので、WEB会議のときに気を使うんですよね…。
私が入社して1年以上が経ちますが、変わらずリモートワークで仕事をしています。
世界的にリモートワークの導入が進んでからずいぶん経ちますが、「リモートか出社か」の議論は相変わらず続いているように思います。
ただ、みんな分かってきているように、職種による適/不適も含めてどちらも一長一短で、どちらが良いということはありません。
中には「じゃあハイブリッドだ」と、リモートと出社を交互に行うという意見もありますが、単純に半々で実施した場合、
「メリットを得られる機会が半減した。さらに、常にどちらかのデメリットを被っている」という状態になってしまうのでは?と個人的には微妙に思っています。
それよりも、どちらか片方に決めてそのメリットを伸ばす、またはデメリットを克服するための方策を考える方が良い気がします。
リモートワークのデメリットといえば、代表的なのが「WEB会議の問題」です。
問題と言っても様々ありますが、例えば、最近「Web会議における疲労感の原因は音質にある」という実験結果を目にしました。
https://www.nttdata-strategy.com/newsrelease/220613.html
概要だけですが、音質の悪いWEB会議では、
- 内容が理解されにくく、参加者にストレスを与える。
- 特に認知機能に対する負荷が高まる傾向があり、理解力、判断力、反応スピードなどが低下する可能性がある。
- 会議後半にかけてストレスが蓄積されていく
という悪影響が実証実験により確認されたそうです。
ストレスを感じるのは体感していましたが、それが認知機能を低下させていたということには驚きです。
これを受けて「じゃあ出社にしよう」と言う人もいるかもしれません。
でもちょっと待ってください。
今ではリモートワークが普及したため、相手先企業との打ち合わせもWEB会議で実施という場合が少なくありません。
そうなるとむしろ、「自社で使わないから」と粗雑な設備の用意しかないと、逆に悪影響を及ぼす可能性も考えられます。
であれば、解決とはいかなくとも改善に向けた対策を進めた方が良いはずです。
…とはいえ、WEB会議の音質をよくすると言ってもそれほど単純なことではないんですよね。
マイクの感度を上げ過ぎると今私が直面しているような課題も出てきますし。
なかなか一筋縄では行かなさそうです。
(音質の向上=マイクの感度を上げるという考えもバカっぽい気がする…)
スタッフ K